カレンダーを2023年のものに替えた人は気がついたと思うけど、元日が日曜日だったために1月2日は振替休日となります。なんて意味のない休日だろう、サービス業の人はさほど関係ないですし、せめて4日に振り替えてくれと思う人も多いでしょう。
国民の祝日に関する法律で決まっている
そもそも正月三が日の休みは日本の慣習なだけであって、国民の祝日に定められた祝日は1日の元日のみなのです。
国民の祝日に関する法律第3条第2項の規定で、「国民の祝日」が日曜日に当たるとき、その日の後の最も近い平日を休日とするものと決まっています。ゆえに、元日が日曜日だった場合、他の国民の祝日同様に法律に則った振替休日が適用されただけというわけ。
法治国家として「国民の祝日に関する法律」に例外規定がない以上は、法律を遵守しなければならないのです。
元日が日曜日の年一覧
1月1日が日曜日になる間隔は、その5年後か、6年後か、7年後(400年に1回)か、11年後とまちまちです。
2023年の次に1月1日が日曜日になるのは、11年後の2034年。
元日が日曜日となる年(21世紀中)
- 2034年
- 2040年
- 2045年
- 2051年
- 2062年
- 2068年
- 2073年
- 2079年
- 2090年
- 2096年
余談
次は11年後かと思うと、2日が休日かどうかと些細なことを気にしてしまった虚しさが少し出てきました。
ちなみに、2023年は土曜被りの祝日が3日あります。
- 2023年2月11日(土)「建国記念の日」
- 2023年4月29日(土)「昭和の日」
- 2023年9月23日(土)「秋分の日」
土曜日なので当たり前ですが振替休日は無いのです。
では、また次回。