ひとり言

白鵬の執念はすごいけど、他の力士はもっとがんばってください

大相撲名古屋場所が千秋楽を迎え、白鵬が45度目の優勝を果たしました。

晩酌しながら横でワーキャー騒ぐ母がいるもんで、横綱の品格かぁと感化されるところもあれば、反則ではないのだから問題なしと、逆張りしたくなる気持ちもあります。

横綱白鵬の勝ちへの執念の凄まじさはわかるけど、正直なとこ見ていて面白くはない。

張り差しやかち上げをするなってことではなく、張り差しでくることがわかっているのに、やられっぱなしの力士に対して。

 

そもそも、張り差しや品格がどうのという話は以前からいわれていて、いわれているにも関わらず、6場所欠場後の名古屋場所に全勝優勝を「させてしまった」わけです。

 

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白鵬が最初にかち上げを放ったのは2012年の秋場所。

張り差しは平幕の頃から、目上の魁皇や武双山といった大関にかましていて、目上とか格下関係なく、若いころから張り差しやかち上げをしていたのです。

とはいえ、かち上げの立会いは少なく、頻繁に見せるようになったのは2016年ぐらいから。

張り差しやかち上げを出し続け、様々な記録を抜いたことの嫉妬や、土俵外の騒動による相撲ファンではない人の意見、横審の苦言などを集めた結果、横綱の品格が無いと結びつける人が増えました。

 

度重なるケガに悩まされ、今は右ひざがいうことを聞いてくれないので、張り差しに頼らないと、相手のぶちかましに対応できなくなっています。

張り差しをするということは、脇が空き懐に潜りこまれ、まわしを取られたり一気に押し出されるリスクがあるということ。

右からの張り差ししか選べない白鵬を批判するより、張り差しでくるとわかっているのに対策ができない若手を責めるべきでしょう。

 

若手全員、張り返しにいって、横綱がどう対処するかご教授願えばいいんじゃない。

次の場所も楽しみにしています。(母が)

では、また次回。