ひとり言

ほんのり甘い、ほんのり?

雪下大根をいただき、「そのまま大根おろしで食べるのが甘くてウマイ」といわれたそうで、小皿にこんもり盛られたなめ茸入りとそのままの大根おろしを食べました。

なめ茸入りは言わんとすることがわかる気がしたけど、そのままの大根おろしはというと口に入れるたび段々辛くなってきて、「どうして盛られた大根おろしを黙々と食べているんだっけ?」と食べながら笑えてきます。

 

両親は辛いとはいわなかったので私のは大根の先の部分をおろしたのかもしれないけど、どちらにせよ大根おろしの範疇を超えたものではないことは確か。辛くない、でも他に称する名前の味がないからほんのり甘いと付けておいてイメージを良くした感じなのだろうか。

そう思うと「ほんのり甘い」ってくせ者かもしれない。激辛料理に対してほんのり甘い香りがしますねとか、激辛麻婆豆腐に豆腐がほんのり甘いなどいう食レポを思い出して、すげー辛いけど辛いだけのイメージを付けたくない狙いが見えるかのような。後ろにほんのり甘いと付け加えると食べられる気になりませんか。

 

大根おろしだけ食べるのは滅多にしないし、とりあえず大根は火を通してもらったほうが美味い。

では、また次回。