きわどいコースの判定に苦笑いを浮かべたり、不満そうな顔を浮かべる様子は投手・打者両方の場面でよく見られるし、「佐々木朗希」だったから詰め寄ったのではないかというのが正直な感想。
少し関係ないけど、昔巨人にガルベスという投手がいたことを思い出しました。
1998年7月31日の対阪神タイガース戦(阪神甲子園球場)において先発するが、大豊泰昭に2打席連続ホームランを打たれるなど調子が上がらず、試合中に球審の橘高淳の判定に度々苛立ちを見せていた。そして6回裏、先頭打者の坪井智哉の場面でカウント2-1からの内角への直球がボールと判定され、これに露骨に不服そうな態度をとったガルベスは、次の投球で本塁打を打たれ、直後に橘高にクレームをつけた。
ここで巨人監督の長嶋茂雄が投手交代を告げ、ガルベスにベンチへ戻るよう指示したためそれに従うが、ガルベスはその途中で突然振り返り、審判団に向けてボールを投げつけた。ボールは大きく逸れたため誰にも当たらなかったが、その場で退場を宣告され、橘高も激高してガルベスのもとへ駆け寄り、ガルベスもベンチから出て乱闘騒ぎになる。
後の取材で、ボールを持ったままベンチに戻ったからボールボーイに返しただけと弁明したけど、これくらい判定に不満をあらわにする選手もいましたね。
今シーズン入った外国人選手で怖そうな選手っています?最近は選手が審判に詰め寄るまでのシーンは少なくなったけど、不満を顔に出したり似たようなことをする選手がいたら同じように「なんや」と詰め寄ってくれるでしょうか。
誰に対しても毅然とした態度で冷静にジャッジしてほしいものです。
では、また次回。