ひとり言

比例代表の略称問題は解決してなかったんかい

期日前投票に行ってきて、比例での同一の略称問題が解決してないんかーいと心の中でツッコミを入れながら投票してきました。

前回の衆院選でも、比例代表の略称「民主党」が2つあることに「これ印刷ミスか何か?」と動揺し係員に確認すべきか迷って少し考えたけど、略称ではなくしっかり政党名を書けばいいだろうと何も聞かずスルーした覚えがあります。

 

案の定問題になったようですが、どちらへの投票なのかを判断できない場合、得票の割合に応じて振り分ける「案分票」とする決まり。

案分票で民意が正確に反映されないの怖って思うものだけど、2021年の衆院選は「民主党」と記載された比例票が全国で約362万票にも及んだとか。それでいいのか投票した人は。

重複問題を解消するための協議を目指すところで私の中で話が止まっていましたが、まさか解決しないまま参院選に入るとは思わなかった。いや、ちゃんと党名を書けばいいだけだし正直どうでもよかった。ただ、自民党以外に投票したい人や高齢者は混乱するのだろうと思いました。

 

旧民主党から党名変更、分裂・合流を重ね、現在の立憲民主党と国民民主党が発足。双方に旧民主党の出身者が多く「民主党」に愛着があるからなんていうけど、所詮はキレイ事で票を多く獲りたいだけの方便でしかないと思う。(立憲は票を失いたくないからで、国民民主は伸ばしたいとまでは言わない)

別の政党の話ですが過去にも同一の略称が話題になったことがあります。当時の鳩山政権が「政治活動の自由を制限しないよう、届け出の受理に関する裁量権の行使は認められていない。同一の略称でも受理せざるを得ない」と、政府見解をだしたことがこのような形で返ってくるとは旧民主党の人も思わなかったろうな。

 

自書式ではなく、あらかじめ候補者名(政党名)が記載された投票用紙に、◯などの記号を付ける記号式投票を、せめて比例代表だけでもできないものかと。だけど候補者が多い選挙区もそうだし、政党数が多いため、投票用紙が大きくなる、字が小さく細かくなったりするので難しいでしょうね。

比例で立憲か国民民主党に投票する場合は、略称ではなくきちんと政党名を書くようにしましょ。

では、また次回。