ひとり言

湿布とは皮膚とは

足を捻って軽く捻挫をしてひと月ほど経ちます。

大人しくしていれば痛むことはなくなったけれど、柔軟で足首を軽く回したりするとまだ痛みは残っているし、走ったりすると痛みが出ます。

エアーサロンパスやら湿布を貼って過ごしていても、痛みを和らげるだけで伸びたり損傷した靭帯や腱の治りが早くなるというわけでもない。ちゃんとするならテーピングで足首を固定して動かさずにとしかるべき処置をするべきなのでしょう。

 

湿った布と書いて「湿布」。貼れば何かに効くのだろうと思っていても、湿布ってなんだろうと考えたことがないような。

正式にいうと、経皮吸収型鎮痛消炎剤を成分として配合した貼り薬のことで、鎮痛消炎成分が皮膚から患部へ吸収され、腫れや痛みを抑える作用が期待できるというわけ。

にしても、外傷を何かでふさぐとは違い、塗り薬の類もそうだけど皮膚が何かの成分を吸収するというのは、人体の不思議というかなんというか。

皮膚のバリア機能がとか、悪い成分を吸収してしまう場合もあるんだなと思うと、湿布どころか皮膚について考えたりしないといけないのかも。

皮膚って人の体全体を包む「臓器」というのも、言われてからへーって感じだし。

 

湿布を貼って剝がしたりを繰り返して荒れた肌を見ながら浅いことを考える日々。痛まなければこんなこと考えたりしないよな。

では、また次回。