ひとり言

親父が饒舌なのは珍しい?

普段は寡黙な親父ですけど、今日はやたらとよく喋っていました。

毎日のように母と晩酌していますが、飲んでいてもいつもはそれほど喋りません。

どうやら先日いただいて少しずつ飲んでいた日本酒の味が、時間が経って味が落ちたといいだし、さらに落ちるくらいならと全部飲んだので酔いがまわった様です。

 

いつも騒々しい母を上回り、会話の主導権を握って話していました。

内容は惚気、説教、死生観とかでしょうか。

惚気は息子が聞かされても正直キツイし、説教はそこまでした覚えはないけどと苦笑い、死生観は祖父母に関係したいつも聞かされるお決まりの話。

私が仕事から帰る少し前からこんな調子だったようで、私がいない時は母に対し、ご飯にお金が掛かりすぎている云々と言われていたようです。

 

母曰く、寡黙なのは人にいえずに溜め込む性格だからで、日頃から何かしら思って溜め込んでいることを、別の力を借りて発散させたいのではと。

2人で飲みにいったりした時など、私の知らないところでは結構毒づいていて、翌日にさっぱりとし、さらに自分の言ったことを忘れているみたい。

 

話に何か得るものがあるかというとあまり無いんだけど(笑)、思い出としてはこんな親父でしたよと残したい部分はあります。

父子間は年齢も離れていてとりわけ仲が良いわけでもないので、お互い距離の詰め方に苦労したり、これが私たちの距離感と割り切っているところもあるけど、1つの出来事として留めておこう。

 

一緒に飲んでいた母ですが、少し本気のトーンで「風呂に入られると危ないから、先に風呂に入れ」と言ってきたので、これは相当出来上がってるやつだと感じました。

元気で飲めるうちが花ですね。

その後、缶ビールを飲み、バナナ1本食べたそうです。

病気して胃が無いことも含め、大丈夫かよと私の心配をよそに飲み食いしております。

では、また次回。