ひとり言

母がスマホデビューをする

母がスマートフォンを持つことになりました。何度もくる「変えませんか?」という電話に根負けした形です。

わからないから教えてほしいというより、理解する気がないので全部やってくれという感じが見え過ぎて、付き合うことに乗り気がしません。言われるがままに必要のないオプションを付けられたら、月額料金が高くなって勿体ないのでついていくしかないのですが。

 

データ転送も含めて2時間半くらいかかったでしょうか。

店員のお姉さんが丁寧に説明してくれているけど、私がさらにかみ砕いて説明しなければならないので、1.5倍は時間がかかったのではないだろうか。しかし、母の口から出る言葉は「簡単なやつで!」だけなので、私が良さそうな方向に誘導し決めていくしかなかった。

 

私たち以外にも、呼ばれたから来てやったといわんばかりの高齢者が何組かいて、説明に要領を得ない顔をしながらなんとなく決めていたっぽいので、こんなものなのだろう。

私も30年後には、面倒くさいので簡単にしてくれで何でも済ませてしまいそうだ。

 

はじめてスマホプランの他に、いろいろオプションがついたサービスを提示されたけど、オプションは全てカットした。

親切にもガラケーの頃から入っていた留守番電話サービスは如何しますかと聞かれたので、何それ1回も使ったことないという理由で止めた。そんな感じで月額料金を見直して安く済ませられたと思う。

オプション入れなかった代わりに、ガラスコーティング剤を塗布してもらった。私が家で保護シートを貼るのはお気に召さなかったらしい。

 

家に帰ってから、今までガラケーで出来ていた最低限のことである通話とメールのやり方を教えたけど、相変わらずタッチパネルの拒否反応がすごい。

親父に買ってあげたタブレットを借りてフリック入力で検索をかけられるはずなのに、それがスマホに変わるだけで経験値がリセットされているのは見事なものだ。

 

触ると機械が壊れたり異常が起こると思い込んでいる人に、触ってなんぼの機械を使わなければならないのは中々酷なようだが、こればかりは慣れてもらうしかない。

では、また次回。