私は近視が強く視力は0.1未満で、メガネを使用しています。
母親も私と同じくらいの視力で、遺伝も要因にあるかもしれません。それに加えて小さい頃からゲームばかりしていたので、より視力が落ちやすかったのだろうと思っています。
小学校3年生で0.6か0.7に落ち、その時からメガネをするようになりました。
最初は抵抗があったし、メガネをした顔が嫌いでした。
見た目を気にして高校から20代までコンタクトを使っていた時期もありましたが、やっぱりメガネが1番楽でいいです。
視力が超悪くても、見えないわけじゃない
0.1未満の見え方はこんな感じです。
参照:BuzzFeed 視力1.5と視力0.01の世界。どれだけ違う? 再現してみた
外で何らかの行動をする時は、メガネ無しだとぼやぼやなので正確に何が起こっているかわかりません。至近距離まで近づけばわかるけど、不審者でしかありません。
家の中をうろうろするくらいなら、ぼやけていてもどこに何があるかくらいはなんとなくわかります。
視力が悪くない人からは、0.1未満はお先真っ暗なイメージに捉える人がいらっしゃいますが、不便なだけで見えてはいるんです。
外見を気にしなくなった
良くも悪くもですが、格好をつけなくなりました。
若い時はモテたいとか、若い男の欲求として女性と付き合いたいと思うのは当然です。
今となっては、外見ばかり気にしてもしょうがないなと思う年齢になりました。
テレビやゲーム、スマホ、在宅勤務などで視力低下が原因が増え、メガネが珍しくなくなったのもあるでしょう。メガネをする人が増えれば気にならなくなるものです。
フェチとして取り上げる人もいます。付けた顔と外したギャップで2度おいしいなんて人が。だからといってメガネ男子・女子と持ち上げなくてもいいかなとは思います。
コンタクトが面倒くさくなった
小さい頃は童顔で、女の子みたいと言われた時期もありました。顔に自信があるわけではないけど、10代20代は家でしかメガネにならなかったです。
思春期の頃は、メガネをかけた顔が耐えられなかったのだと思います。高校生の時に、ソフトコンタクトレンズを買ってもらい使用していました。
昔のソフトコンタクトは手入れが面倒で、指でこすり洗いをした後に専用の機械をコンセントに刺して、数時間おいて煮沸消毒をしなければなりません。
慣れてくると付けたまま寝ちゃったりして、目に負担をかけていました。
目にゴミが入るとかなり痛くてコンタクトを外さなけば耐えられないこともあり、容姿を引き換えに煩わしい部分を受け入れなければなりません。
煮沸消毒で加熱するとソフトレンズは傷みが早いのも当時は難点でした。
今は1dayから1monthまで使い捨てが主流になっています。
私は使い捨てソフトコンタクトレンズには移行せずに、ハードコンタクトレンズを使用するようになりました。
ソフトコンタクトレンズは角膜を覆う大きなレンズで、素材が水分(涙)を含み、その水分を通して角膜に酸素を届けます。
素材が柔らかいため装着感が良く付けた時の違和感は少なく、レンズがズレにくいのでスポーツするのにも向いています。
ハードコンタクトレンズは角膜より小さく、目の中心の黒目を覆う程度の大きさでソフトコンタクトレンズより小さなレンズです。
レンズが小さいので角膜に酸素が届きやすい、まばたきによってレンズが少し動き、水分(涙)と一緒に酸素が届くといった特徴があります。
目に酸素を通すという点では、ソフトコンタクトレンズより優れていて目への安全性は高いです。
煮沸消毒をする必要がなく、こすり洗いをして洗浄液につけておくだけでよかったのも、面倒くさがりな私には便利でした。
素材が硬いので着けた時の異物感はかなりあります。慣れてもレンズが付いてる感覚が無くなることはなかったです。異物感があっても慣れると結局つけっぱなしで寝られるんですが……。
ハードコンタクトレンズを付けている時にゴミが入るとソフトの比じゃないくらい痛いです。咄嗟に外せない場合もあり、泣きながら何かすることになるので「急にどうしたの?」と情緒不安定に見られたりします。
まばたきで、ふいに外れる時があるので激しい運動には向きません。
自転車に乗っている時にまばたきしただけでいきなり外れて、無くした!と焦った時がありました。
幸いなことに落ちたレンズは服に付いていたので無くさずに済みましたが、ハードレンズを買ったばかりのことだったので、外れた瞬間は背筋が凍りつきました。
目の手術は怖すぎる
費用は自己負担だし、何年かしたら老眼がくるかもしれない。
そうなると手術しても、視力回復の効果がでにくいそうです。
何より怖い。
視力矯正手術は可能で安全ならやりたいと思うこともあって調べたことがあります。
別記事にしてまとめました。
まとめ 年を重ねると
ソフトより手入れが楽だったものの、朝つけて夕方帰って外すという行為自体がだんだんと億劫になりました。
年を重ねると、モテたいとか結婚したいと思う気持ちも薄れたので、外見にこだわっても仕方ないという気持ちに変化しました。なので、保険適用外で高い費用をだしてまで手術をして視力を良くしようとは思いません。
メガネが楽でいいわというか、もはや体の一部と化して今に至るわけです。
では、また次回。