和室の中の一室にある紐付き蛍光灯が壊れたので、リモコン式LED照明に買い換えました。
紐を引っ張ったら戻らなくなるスイッチの動作不良で、必ず戻らなくなるわけではなかったけど、客間兼、仏間兼、夏は居間(エアコンがある)も兼ねた和室なので、壊れるたびに蛍光灯カバーを外すのは面倒なことと、剝き出しのままにするわけにもいかないので、スパッと買い換えを決断。
和室をリモコン式LED照明にしたのはこれで3か所目。最初の2か所は祖母と私の部屋でした。
使用頻度の多いところが当然壊れやすいです。祖母が居た部屋の紐付き蛍光灯が壊れた時には、私の部屋の紐付き蛍光灯は既にボロボロだったのです。
その時のボロボロな状態の蛍光灯を思い出すと、あんな状態でしばらく使っていられたなと少し笑えてきます。
まず思い出したことは、とっくに紐は切れていて、細くて長い針金を紐代わりに通してぶら下げていたこと。
紐が根元から切れたので通し直したりしたけど、何度も切れるし、しばらくするとスイッチ自体がおかしくなり、紐を引っ張ってもスイッチが戻らなくなりました。
紐が切れずにスイッチを動かす強度が必要と思い、紐を針金に変え、根元をつかみながら引っ張りすぐ押し込むようにして、戻らないスイッチを無理やり効かせていたと思います。
電気を点けたり消したりするときはテーブルか椅子に上がり、できるだけ根元をつかんでスイッチを操作していました。少しでも下から紐(針金)を引っ張ると、すぐスイッチが固まって動かなくなるので煩わしかったです。(私以外、紐に触らせなかったかな)
これはまだ他の和室に残っている紐付き蛍光灯
若い頃だったので夜更かししたりと常時電気が点いていたため、熱で蛍光灯本体の周辺プラスチックはボロボロに崩れ、カバーも外したままで過ごしていました。
祖母の部屋の蛍光灯が壊れるまで、数年……7、8年はそんな状態だったと思います。お金を払って換える、直すって発想は出なかったです。学生の頃に壊れたのでお金はなく、自力で直して、使えるようになったから大丈夫みたいな感じでしょう。
蛍光灯が剥き出しの無様な状態の部屋だったので、祖母の部屋の蛍光灯が壊れた際に、親父が見るに見かねて私の部屋も一緒に換えてくれました。
LEDでリモコン式だー!と劇的に楽になって小躍りしたものです。
今考えてみると、スイッチに潤滑油をさすとかあったと思うけど、検索機能は当時そこまでじゃなかったし、原始的でシンプルな方法が1番だと試行錯誤していたような気がします。
明け方まで、紐が通らないとか電気が消えないとか悪戦苦闘していて辛かったけど、若さに任せた無駄パワーって思い出すといろいろと出てくるものです。
では、また次回。