5月18日は5(こ)10(と)8(ば)の語呂合わせで「ことばの日」です。
漢字の「言葉の日」ではなく、ひらがなの「ことばの日」としたのには手話や点字など広い意味での「ことば」を知ってもらいたいとの思いが込められている。
文化庁では毎年「国語に関する世論調査」を実施しています。
慣用句の意味や言い方の調査を見ると、意外と間違って覚えていることに気づかされ勉強になります。
問1.「知られなかったことが、世間に知られること」を、
明るみになる / 明るみに出る
問2.「僅かの時間も無駄にしない様子」を、
寸暇を惜しまず / 寸暇を惜しんで
問3.「快く承諾すること」を、
一つ返事 / 二つ返事
どうでしょうか?答えは最後に載せておきます。
誤答の割合が増えていくと、本来の意味に加え慣用読みとして定着していくのかもしれません。
ちなみに「にほんごの日」という日が11月5日にあり、日付の11は1が2本(にほん)なので「日本」。 5は「語(ご)」と読んで、合わせると「にほんご」(日本語)となる語呂合わせだそうです。
問1答え.「明るみに出る」、問2答え.「寸暇を惜しんで」、問3答え、「二つ返事」が、辞書等で本来の言い方とされています。
誤答の「寸暇を惜しまず」は「骨身を惜しまず」との混同から、「一つ返事」は元々なかった言葉らしいです。
では、また次回。