ひとり言

笑い上戸、絡み上戸

いつも母が飲んで帰ってくると歌いながら私の部屋に突入してきて絡んでくることがとてもとてもうざく、時には外でタクシーが家の前に乗り付けた音で察知して電気を消して寝たふりをしながら嵐が過ぎ去るのを待っていました。

 

自分が飲んで帰ってくる側になり、家の階段をのぼりながら焼肉の煙に巻かれた体で絡んでやりたい衝動が沸き起こったのは血筋からくるものなのだろうと、1人でフフッと笑ってしまいました。

〇〇上戸って遺伝するものでしょうか。遺伝というよりは酒の席の親の振る舞いを見てきて自然とそうなっていったのかもしれません。

 

それでは母親と飲む席があった場合どうなるかというと、私がめちゃくちゃ冷静になります。向こうが強力過ぎるから。

何をしでかしたり言い出したりしないか、他人様に迷惑をかけないようにと手綱を握っておかないといけないから。

 

そんなことを思い出しながら結局母に焼肉の臭いを嗅がせてやることはしなかったけど、される気持ちを知ってのことだから堪えられたのでしょうね。

では、また次回。