先日、出かける準備をしながらとくダネ!を見ていると、HSP診断テストなるものをやっていました。
HSPとは、Highiy Sensitive Person(ハイリ―・センシティブ・パーソン)といい、
ひといちばい繊細な人という意味です。
この頭文字を取ってHSPとなります。
最近の研究データだと約4人に1人がHSPと言われており、思っている以上に多いですね。
HSPは病気ではなく、生まれ持った「気質」です。
脳にある扁桃体の働きが活発なため、不安や恐怖に対してより強く反応してしまいます。
つまり、
「繊細な性格が強いと周囲の顔色をうかがってしまって 自分のことをうまく伝えられなかったり 人の言動を 必要以上に気にして傷つきやすかったり 場の雰囲気に敏感すぎて気持ちが不安定になったりします」
関西大学・串崎真志教授フジテレビ「とくダネ!」芸能人も次々公表…繊細すぎるHSP・9月17日放送より
ということになります。
HSP診断テスト 監修:関西大学 串崎真志教授
- 一度にたくさんのことが起こっていると不快になる
- 忙しい日々が続くと ベッドや暗くした部屋などプライバシーが得られ 刺激の少ない場所に逃げ込みたくなる
- 明るい光や強いにおい ごわごわした布地 近くのサイレンの音などにゾッとしやすい
- 短時間にしなければならないことが多いとオロオロする
- 生活に変化があると混乱する
- 大きな音や雑然とした光景のような強い刺激が煩わしい
- 他人の気分に左右される
- 大きな音で不快になる
- 一度にたくさんのことを頼まれるとイライラする
- 色々なことが自分の周りで起きていると不快な気分が高まる
- 競争場面や見られていると 緊張や動揺のあまり いつもの力を発揮できなくなる
HSPの傾向が強い
男性 → 7個以上
女性 → 8個以上
フジテレビ「とくダネ!」芸能人も次々公表…繊細すぎるHSP・9月17日放送より
うーん、6、7個当てはまるところがあったけど、仕事とプライベート、当てはまるかも……と思う「程度」による部分もあるような。
家じゃ結構ズボラだけど、職場はやたら細かいことを気にします。
自分自身だけに影響することは平気で、他人が関わってくることだと気にすることが多いかもしれません。
でも、家で1人「これからどう生きよう」「何ができるんだろう」と悩むこともあるし、仕事も「無理なものは無理!明日!」と割り切れる時もあります。
HSPをこうやって考えていること自体、HSPの傾向が強く繊細なのだろうと思うけど、どうなんでしょうね。
ギリギリ繊細ともいえるこのライン、私自身もよくわかりません。
繊細なのかどうかを考えるか、やっぱり気にしない!と考えるのを止められるかが境目?
鈍感でありたいと願う部分もあるので、私は繊細寄りかもしれません。
自己分析し、繊細であることを認めて受け入れるのは大事です。
他者に分かってもらうのは大切ですけど、自分から優しくしてくれー気を使ってくれーと求めるのは少し違うと思います。
自分を繊細だからと括ってしまって、自らの可能性を狭めているような。
HSPを分かってもらうのはもちろん大切ですけど、この辺のニュアンスを伝えるのは難しいですね。
繊細な人も、そうでない人も、みんなが他者を認め、謙虚な気持ちで思いやりを持っていれば悩まずに済むのかも。
持とう他者への思いやり!
では、また次回。