10月17日は「オンラインゲームの日」といわれ、1997年に日本初のMMO RPG(大規模多人数同時参加型オンラインロールプレイングゲーム)『ウルティマ オンライン』(以下UO)の英語版が発売されました。
この「ウルティマ」シリーズの生みの親である、リチャード・ギャリオット氏が先日YouTubeで語っていました。
RPG制作の盲点。「ウルティマ オンライン」が大失敗したワケ | WIRED.jp
”プレイヤーたちはアリの群れのごとく動き回りました”といわれ、開発者の思惑通りにいかなかったことが語られています。
言い得て妙といいますかUOは冒険であり「生活」でしたので、狩りだけでなく鍛冶・大工・裁縫etcと動き回って素材を集めて作って、行ったことがない場所へと世界を巡ったわけです。
再び湧いて出てくるモンスターや動植物と違い、家を建てるための土地は足りないし増やせないので、家の腐り待ち(ログインせず放置していると家が消滅。家の前の看板を見ると腐り具合が分かる)をしてプレイヤー同士で金品や土地を奪い合ったりもしました。
当時のパソコンの性能でのバーチャルエコロジーには限界はあったけど、それだけ多くの人が遊んでいたということでもあります。
開発者の予想を超える遊び方は、今のオンラインゲームでもよく起こったりしますね。(修正される場合もありますが)
では、また次回。