物騒な世の中になったと、いつからなのか、ずっといわれ続いている気がしますが、昔から物騒なことはあったし考えても仕方のないことでしょう。
メディアの発達で情報過多になり、知らなくてもいい情報がどんどん入ってきてしまうせいもあるけど、流石に連日にわたって事が起きてしまうと物騒だなと思わずにはいられません。
つい先日、市の放送で「〇時頃、包丁を持った男が、△△付近を歩いていると複数の目撃情報があり、周辺住民の皆さまは……」と、30分くらい繰り返し放送されました。
母がちょうど徒歩で出かけていたので、携帯で安否確認をして、用事が済んだら迎えに行くからと段取りをつけたけど、通報の真偽を含めてイヤな予感は拭えないものです。
私は気づかなかったけど「解決した」という旨の放送が流れていたようで、翌日の地元の新聞には、工事現場で点検作業をしていた作業員の持っていた「スコップ」が、包丁を持っていると見間違えたということでした。
オチを知ると、排水路付近を包丁のようなものでつついているって、無いでしょと思ってしまいます。よっぽど不審者に見える格好だったようです。(下水道の工事とのことだし)
連日起こったことを踏まえて、どうやって身を守ろうかという自衛を考えるより、他人を疑う、怪しい装いの人は特に注意しようと考えが偏ってしまうのは、仕方ないとはいえちょっと悲しい気もします。
ウイルス感染症のほうが、目に見えないくせに気をつける手段がわかっている分まだマシなのではと思ってしまうくらい、物騒な世の中になってしまいました。
では、また次回。