ひとり言

庭の木を切ってもらった

いろいろと考えた結果、外の柿の木を切ることにしました。

昔に1度親父が切ろうとしたけどばあちゃんに止められ、ばあちゃん没後は切らないでとお願いされた気持ちを汲んで親父が手入れをしていましたが、年齢的に体力の限界がきてもう無理だと。

 

一軒家の大して広くもない庭に1本でかい木が生えていると何かと手間なのです。隣の家に伸びるようなら剪定、繁り過ぎても剪定、下手すると鳥が巣を作るし、イラガという虫はでてくるし、剪定した枝は大量なので緑のリサイクルセンターに処分をお願いしないとだし、結果実った柿を取るのも大変で、しかも渋柿だから渋抜きをしてと、全てにおいて手間と時間が掛かります。

去年は、実が付き始める頃にばっつんばっつん枝を切りまくったので、実はならず虫もわかず、切った枝を処分するだけで済みました。枝を切るだけを毎年繰り返すのなら、もう伐採したほうがいいよねとなり、知り合いの大工さんにお願いすることに。

 

 

家の庭なので、林業のイメージで根元だけぶった切って倒すなんてことをしてしまうと当然ですが大事故になります。木とはしごを括りつけてから、枝から切り落としていき、幹も上から数十センチおきに切っては降ろしを繰り返し。

切り落とすときも、ドスンと落下して家に当たったりすると危ないので、切り落とす幹の部分をあらかじめロープで巻いておいてゆっくり降ろせるようにしておくとか、色んな種類のロープの巻き方や技術があるんですわ。素人はひと言伐採してというだけで、伐採は伐採で大変なようでした。

 

 

 

 

軽トラックに積むのを手伝ったけど、そこそこ重くて太めの幹で20kgくらいはあった気がします。これだけ重いとある程度の高さになるまでは慎重に降ろさないと家や塀が壊れますね。

 

母がお祓いするべきなのか悩んでいて、大工さん曰く根っこが残っていれば木はまだ生きているのでお祓いしなくてもいいとのこと。根っこごと処分するならば、お酒をかけ塩をまいて手を合わせるくらいはしたほうがいいそうです。

切るのも祈るのも身勝手な感じよね。

では、また次回。