家の近くの土手を通ると、かなりの数のトンボが飛んでいる。
毎年トンボを見ないわけではないけど、今年は「多いな」と、つい声が出てしまうくらいだからきっと特別多いんだと思う。
私はトンボを見るのも捕まえるのも全然平気だけど、虫全般が苦手な人はこの空を飛び回る大量のトンボにイヤな顔をするのかもしれない。
今年の夏は涼しい時期がところどころであったから?雨が多かったから?トンボの生態はよくわからないけど、増える要素か生き残る要素があったのだろうか。
私の家は、土手から150~200mくらい離れているけど、今年は数が多いせいか風で流れてくるようで、住宅地の上空にまでトンボがやってきます。
部屋の窓から、無数のトンボが飛ぶさまを目視できるのは今までなかったと思うので、異常というか不思議な感じ。
トンボが多いと生態系はどうなるのかな。
トンボはけっこう肉食で、蚊やハエ、大きいものだと蝶や蛾、ハチなども捕食するそうです。飛んでいる虫を6本の足で捕まえて、そのまま丸かじり。言葉にするとちょっと物騒。
トンボを食べる天敵というと、カマキリ、クモ、カエルと鳥類。水鳥のほとんどはトンボを食べるそうです。ついでにトンボの幼虫であるヤゴの天敵は、フナや鯉。
今度、川沿いの土手を通るときに、カモやサギなどの鳥たちを見かける頻度が増えたなら、エサ多いからなぁと察して見てしまうのでしょう。
部屋の窓から無数のトンボを意識して見たことがなかったので、なんとなくそれに秋を感じていた、といいたいところだけど、気温は30℃に迫るほど暑く汗ばむくらいでした。
では、また次回。