シナノゴールドとは
「シナノゴールド」は長野県果樹試験場で1983年に「ゴールデンデリシャス」と「千秋」のかけ合わせで誕生・選抜育成をし、1999年に品種登録されました。
「秋映」「シナノスイート」と並ぶ長野県のオリジナル品種、信州りんご3兄弟の三男に当たります。
キレイな黄色いりんごで、熟してくると黄色が強く鮮やかになり「ゴールド」の名にふさわしくなっていきます。
この黄色でさわやかな味わいのりんごは海外でも注目され、2011年頃からヨーロッパでも生産販売が始まっています。
シナノゴールドは甘みの中にも酸味がしっかりと感じられる、とてもバランスの良いりんごです。
また果肉はやや硬めで、そのままかじってもパリッと歯ざわりよく食べられますし、加熱調理しても崩れにくいのでお菓子用としても適しています。
シナノスイートと日替わりで食べていたせいか、酸味を余計に感じてしまったかもしれないけど、果汁も多めでバランスよく味わえました。
貯蔵性にも優れているので、年明けくらいまでは店頭で見かけるのではないでしょうか。
では、また次回。