秋映とは
秋映(あきばえ)は長野県のオリジナル品種であり、信州りんご3兄弟の1つです。
皮の色は濃い紅色で、栽培地域や収穫時期によって差があり、色が濃いものは完熟すると暗紅色になるのが特徴です。
また果皮には黄色い果点があり、軸の周辺には薄茶色のサビが見られることもあります。
大きさは300~350グラム前後、果汁たっぷりで甘みと酸味のバランスが取れていて香りも良好です。
濃い色の秋映もあったけど、この画像のはそんなに濃くなかったですね。
寒い地域や標高の高い土地で育つと、色が黒く濃くなっていくそうです。
秋映はいろいろな県でも作られているので、暖かい地域のものだったのかもしれません。
食べてみるとたしかに硬い感じです。大きめにかじってほおばってしまうと、りんごが噛めず崩れず、口の中でやり場に困りました。
味も果汁多めで甘いだけでなく、酸味もしっかり感じられて濃厚で甘酸っぱいりんごです。
香りもほどよく感じられ、名前の通り秋に映えるりんごとなっております。
3兄弟の残りの品種「シナノスイート」「シナノゴールド」もいつか食べたいですね。
では、また次回。