アリの巣コロリの効果は抜群で、アリは見当たらなくなりました。
おそらく一時的なもので、庭がある限りそのうち当たり前のようにいるんじゃないかと思います。
家に侵入してこなければ、目くじらを立てて駆除するようなことはしません。
柿の木の付近や枝の上にもアリの巣コロリを設置したので、毎日下から上を移動していた、大量のアリ達もいなくなりました。
アリがいなくなることで、何か影響があるのかなと考えてみました。
アリを食べる生き物が困る?
トカゲやヤモリなど「は虫類」がアリをエサとしています。
私はあまり庭に出ないのでわかりませんが、親父の話によるとヤモリはいるみたいです。
は虫類に限らず、カエルや鳥類、雑食性の生き物などもアリを食べます。
アリを食べる生き物が多いのは、アリに豊富なたんぱく質が含まれているからだそうです。
アリとアブラムシの共生関係
アブラムシは草花を育てていると必ずいる害虫です。
植物に極細の針を刺し、汁を吸い、生育を阻害します。
アブラムシが大量に発生すると、植物を枯らしたり、またはウイルスを媒介し病気になったり厄介です。
しかし、アブラムシも天敵が多く、テントウムシ(成虫&幼虫)、ヒラタアブ(幼虫)、クサカゲロウ(幼虫)がいます。
アブラムシを天敵から守る役割を、アリがしています。
アブラムシが排泄する甘い分泌物をエサにしてアリを引き寄せ、天敵から守るボディガードをしてもらっているわけです。
アリは汁をもらい、アブラムシは天敵の虫から守ってもらう共生関係ですけど、
アリを駆除してしまったので、ボディガードが無くなったことになります。
あそこの木にアリがいないぞ、アブラムシ食べ放題だ!と情報が伝わって、急に増えるとは思いませんが、
あまり見ない虫や幼虫を、見かけるようになるかもしれません。
テントウムシが増えるといいですね。
害虫が増えなければ……
直ちに影響があるとは思っていませんでしたが、アリが柿の木全体を移動している理由はわかりました。
毎年現れる、トゲトゲした毛虫「イラガ」の数には影響はなさそうで残念です。
幼い頃、つい触ってしまったことがあるけど、あれは腫れるし痛いですよね……
アリを駆除した後ですが、イラガが増えますとか言われたらアリさんすいませんでした!って考えが変わるかもしれない。
それくらいイラガは嫌いです。
いつかブログのネタで、イラガについて書くことがあるかもしれません。
では、また次回。