幹細胞からエナメル質を作り出すことに成功したとのことで、再石灰化に頼るか削って詰め物で補っていた虫歯治療の他に再生医療による治療法の確立が期待されるそうです。
胃瘻(いろう)してまで生きたいとは思わないので、食べられなくなったら終わりが近いわけだから、食べるために必要な歯の再生・修復が可能となれば健康寿命が延びることと同義だといえるでしょう。
私的には銀歯だらけの歯が今さらどうにかなるかは別にいいのだけど、ちょっと前に悩んでいた知覚過敏くらいの軽微なものを、歯磨き粉なんかに配合されて再生・強化できるならうれしい。
再生するかもしれないとはいえ歯磨きをサボるとかぞんざいに扱っていいわけもなく、歯周病が原因で歯茎が弱まり歯そのものが抜けてしまったらエナメル質の再生どころの話でなくなります。
下がった歯茎も自然には戻らないし、差し歯が抜けて歯医者で入れてもらってを繰り返している親父を見ていると、再生できるからと過信せず毎日の手入れがモノをいうのは変わらないはず。
では、また次回。