ひとり言

甘みと酸味をそなえたシナノドルチェを食べた

シナノドルチェとは

「シナノドルチェ」は長野県果樹試験場が育成した品種で、2005年に品種登録されました。

長野県の「信濃」とイタリア語でスイーツを表す「dolce(ドルチェ)」を組み合わせた名前で、当時の長野県知事 田中康夫氏が命名。

シナノゴールドと同じ組み合わせ「ゴールデンデリシャス」と「千秋」でありながら、黄緑色ベースで赤く色付いたりんごです。また、シナノゴールドより旬が早くシナノドルチェは9月半ばに収穫が始まります。

 

外見・味の特徴

シナノドルチェの果実の形は円から長円で、果皮は色付く過程で赤く染まっていき表面には赤い縦縞が見られます。

重さは300~350gとやや大きめで、果汁が豊富で香りも良いのが特徴。

適度な甘味と共にやや強めの酸味があり、りんごらしい甘酸っぱさとサクッとした食感が楽しめるりんごです。

 

 

 

 

口に運ぶ前に鼻をくすぐるりんごの香りが食欲をそそります。

甘くてジューシーながら酸味もしっかりと感じられ、バランスが良く濃厚な味わいです。大きめだけどサクサク食べられます。

惜しむらくは、月出荷の早生種「つがる」と10月出荷の中生種「秋映」をつなぐ品種なので、私の地域ではそんなにお目にかかれないことでしょうか。

では、また次回。