ひとり言

ミルクチョコレートの食べ比べと、植物油脂を使わない明治のこだわり

3社の板チョコ食べ比べ

このツイートを見てから無性に板チョコが食べたくなったので、スーパーに買い物に行った際に買ってきました。

メーカーにこだわりはないけど、せっかくなので定番ブランドの明治・ロッテ・森永の3社を食べ比べてみました。

それから、植物油脂についても調べてみます。

明治ミルクチョコレート

明治ミルクチョコレート

甘すぎず、ミルクとのバランスも丁度よかったです。

カカオのコクがしっかり感じられて、チョコレート感は明治が1番でした。

 

森永ミルクチョコレート

 

他の2つと比べてあっさりしている印象。

ホエイパウダーが入っているからなのか、ミルクの他に別な甘さを感じます。

 

ロッテガーナミルクチョコレート

1番甘く感じました。

ミルク感が強くネットリとした食感で、口の中に残ります。

この甘さの強さは子供に好まれそうですね。

 

個人的な順位は

私は、1位:明治 2位:森永 3位:ロッテ

母は、1位:森永 2位:明治 3位:ロッテ

親父は、1位:明治 2位?:森永・ロッテ

親父は、明治が1番うまいとだけ答えてくれました。

甘さの強いロッテはちょっとつらいです。年寄りばかりなので(笑)

でも、どれも美味しかったですよ。

 

チョコレートの「植物油脂」とは

チョコレートの原材料のうち、ココアバター以外の食用の油脂は「食用油脂」と記載する、ということになっています。

さらに、「食用油脂」はそれが植物性のものであれば「植物油脂」、動物性のものなら「動物油脂」と表示するだけでいいそうです。

つまり、チョコレートの原材料表示において、「植物油脂」がどの植物から作られているのかを明記する必要はないのです。

 

チョコレートに植物油脂を入れる理由は2つ

コストを下げるため

チョコレートの原材料の1つ「ココアバター」は天然成分なのでコストが高いです。

その代用として植物油脂が使われます。

チョコレートに使われる植物油脂は「パーム油」がココアバターに近いと言われ、主に使われているようです。

チョコレートの形を保つ、口どけをよくする

植物油脂を入れることで、食感が変わります。

チョコレート特有のなめらかさや、口どけを感じさせることができます。

また、板チョコだけでなく、生菓子のクリームやクッキーのコーティングなど様々なお菓子に利用されます。

チョコレートのなめらかさを持ちながら、形を保つといった汎用性を上げる役割が植物油脂にはあるのです。

 

植物油脂の気になる点

植物油脂にはトランス脂肪酸が入っていると言われています。

植物油脂(トランス脂肪酸)は製法上、自然な油ではありません。

安価で作ることができ、腐りづらく、日持ちもします。

植物油脂(トランス脂肪酸)は便利ではあるけど、不自然な油である以上、身体に与える影響を考えると不安です。

トランス脂肪酸のとりすぎによる健康への影響として、農林水産省では心疾患を挙げています。

トランス脂肪酸を多くとると、血液中のLDLコレステロールが増加し、HDLコレステロールが減少することが示されています。トランス脂肪酸を多くとりつづけると、冠動脈性心疾患のリスクを高めることも示されています。

引用元:農林水産省

 

明治の板チョコは植物油脂を使っていない

冒頭のツイートにもあったように、明治のミルクチョコレートには植物油脂が使われていません。

その分コストが掛かってますけど、チョコレート本来の味を楽しんで欲しいという明治の「こだわり」を感じます。

 

ちなみに、同じ明治でも他のチョコレートには植物油脂が使われていることがあります。

別の板チョコの「ハイミルク」や「ブラックチョコレート」は植物油脂が使われています。

板チョコで植物油脂が使われていないのは、ミルクチョコレートのみです。

気になるなら、原材料名を確認するようにしましょう。

 

まとめ

明治・ロッテ・森永のミルクチョコレートを食べ比べてみると、それぞれ特徴があり美味しかったです。

1人で板チョコを3枚食べるのは大変なので、誰かと一緒に食べて好みを語り合ってみてもいいでしょう。

その中でも明治のミルクチョコレートは、植物油脂を入れないこだわりが詰まったチョコレートです。

植物油脂は利点もあるけど、トランス脂肪酸を含んでいて体に悪い面もあります。

チョコレートに限らず様々なお菓子に使われているので、気になる人は商品パッケージの裏側を確認してみてください。

では、また次回。