インフルエンザワクチンは学生のとき以来、10何年も接種していないし罹ってもいないので、大流行する恐れがといわれても、あらゆる可能性をいいだしたらキリがないんだよなぁとしか思えない。
昨季はマスク着用や手洗いなどの感染対策が徹底され、インフルエンザ患者が激減した。
わかる。
入国制限の緩和でウイルスが持ち込まれれば、今季は大流行の恐れがあるので、インフルエンザワクチンの積極的な接種を呼びかける。
わからない。
わからないで切り捨ててはダメなんだけど、日本と季節の違う南半球のオーストラリアは例年5月~10月にかけてインフルエンザが流行します。しかし、2021年は今のところインフルエンザ報告数が極めて低い水準とのこと。
WHOの報告によると、インドなど一部の地域をのぞき、南半球を含めたインフルエンザの流行を認めていません。(参照:WHOの報告によるインフルエンザの流行状況)
また、厚生労働省の発表によると、インフルエンザ定点あたりの報告数は2019年には23605例であったものが、2020年には26例と激減しました。(参照:厚生労働省 インフルエンザの発生状況について)
新型コロナ対策が、そのままインフルエンザ対策に直結しているので、気を抜かずにマスク着用や手洗いなどの感染対策の徹底を引き続きよろしくお願いいたします。ではダメなのだろうかと思ってしまう。
昨年のインフルエンザワクチンの供給量は3342万本で、今年は約2567万~2792万本の予定。そんなに供給するのと思ったけど、昨季は新型コロナとインフルエンザとの併発をおそれて、接種実績が多かったそうです。
インフルエンザの感染者が激減したとはいえ、たまたまかもしれないし急に供給量は減らせません。用意してあるので(無駄にならないために)忘れずに接種してねってことなのかな。
本当に大流行して、インフルエンザワクチンの供給が少なかったらきっと怒るでしょうし。身勝手なもんですよね。
接種しないよりしたほうがそりゃあいいでしょう。数%でもあれば可能性に含まれますし。
今まで流行らなかったRSウイルスが流行ったり、冬はノロウイルスなどいろいろなウイルスがあって、いつ何が流行するかわかりません。
マスク・うがい・手洗いで全て解決と言い切るものではないけど、インフルエンザが減っている事実を知った上でどうするか決めたいものです。
では、また次回。