ひとり言

相撲の決まり手って48手じゃないような

十両で天空海(あくあ)の掛け投げが見られたり、幕内では豊昇龍の豪快な一本背負いがあったりする中、母が「いつか48手全部見たいわねぇ」とボソリ。

聞こえた瞬間、意味深な48手とお相撲さんが重なりいらん想像をして吹き出しそうになったけど、相撲の決まり手って実際は何手あるのだろう。

 

相撲の決まり手は、整理と改訂・追加を経て現在認定している決まり手は82手

日本相撲協会公式サイトに決まり手八十二手が載っていて、サイトの下には決まり手ランキングも掲載されています。

押し出しと寄り切りで5割を占めています、今回の秋場所9日目に見られた一本背負いは、幕内では4年8ヶ月ぶりの珍しい大技でした。

 

では、母の48手はどこから出てきたかというと、他意は特になく昔からいわれているから、縁起や切りのよい数字として頭に残っていただけなのでしょう。

古来の日本では、「縁起の良いたくさんの数」として48を使用した。初期のこの呼称は、正しく技の数を数えてのものではなく、ただ単に「相撲の技の数は多い」「縁起よく48」などという意味だったと考えられている。

江戸時代になると、様々なものの数を48で定めることが多くなり、大岡忠相が定めた町火消も同じ由来により48組とされている。滝でも、大小の滝がそこに数多くあってそれで一つの滝をなしている時などは、赤目四十八滝といったふうに48という数を呼び名にする。

出典:ウィキペディア 四十八手

 

母は48手ではなく、82手を見たいということになるのですが、いつも晩酌しながらなので見られたところできっと覚えてられないだろうなと思います。

その日その日の15日間が楽しければなんでもいいのです。

では、また次回。