親父が入院する頃に、大河ドラマ「青天を衝け」が始まったこともあり、渋沢栄一の本を入院の暇つぶしに読んでくれるかなと買ってあげてはみたものの、読む気にならんと突っ返されました。
もったいないからそのうち読もうと私の部屋に置いてあって、先月にようやく読み始めてみて思ったのですが、近代史を全然勉強していないなぁと残念な自分に気が付いてしまったわけです。
有名な単語は覚えていても、その背景に全く興味がなかったなと、渋沢栄一の本が面白いというよりは、近代史を学んでいる感覚が面白くなっている状態です。
攘夷という言葉1つとっても、「夷人(いじん)を攘(はら)おう」とは知らず、なんとなく外敵を排する感じのニュアンスでしか理解していませんでした。
学生の頃にこれくらい興味を持つことができたら、成績も良くなっていたのかもしれませんが、私が学生の頃って近代史はさーっと終わらせられたような気がするので、たいして変わらないかな。
渋沢栄一の本はやっと半分まで読み進めたところで、気になったところを調べたり、アレなんだっけと振り返ったりしながら、ゆっくりと読んでいます。
そして日曜の夜に「青天を衝け」を見ながら、読書のおさらいをするのがささやかな楽しみです。
本を読み始めたのが先月からなので、青天を衝けの見始めは10話くらいからでしたが、まさか20時に放送を待ち構えるようになるとは思っていませんでした。
見慣れない言葉が多く読みやすいとはいえないので、読書を怠って、読んでいる内容と放送が追い付いてしまわないように、がんばって読もうと思います。
1人の視点だけだと偏るので、他の偉人の視点で近代史を学んでみてもいいですね。
では、また次回。