ひとり言

ぐうたら感謝の日と、6月に国民の祝日がない理由

 

「一切の労働が禁じられる。」いい言葉ですね。

今日は「ぐうたら感謝の日」ということで、腹筋をした以外は部屋でぐうたらして過ごしておりました。

のび太くんの0.93秒とまではいきませんが、私も寝つきがかなり早いです。

 

6月に国民の祝日がない理由

ぐうたら感謝の日が制定される発端となった、「6月に国民の祝日がない」という理由を調べると、答えは単純で祝日とするべき特別な皇室行事や記念になる日がないからです。

 

そもそも国民の祝日とは、1948年に施行された「国民の祝日に関する法律(祝日法)」の第2条で定められた祝日で、2021年時点で1年に合計16日あります。

 

法の趣旨を、祝日法第1条で次のように説明しています。

「自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞって祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名づける。」

引用元:Wikipedia国民の祝日

とあり、6月は祝日法第1条にあるような、特別な感謝・記念になる日というものがないため、6月に国民の祝日がない大きな原因となっています。

 

山の日は6月案と8月案があった

2016年から「山の日」という新しい祝日が8月11日にできました。(2021年はオリンピックの関係で8月8日に移動)

過去に、山の日をいつにするか検討する際に、それまで祝日のなかった月がいいだろう、すなわち6月案と8月案が有力候補として挙げられていたのです。

 

日本各地で山開きが行われ始める6月に、という意見があったのですが、

  • 教育界の反発(授業日数の減少)
  • 経済界の反発(3月末日の決算の企業が多く、6月に株主総会を控えているから)

などの、反対意見もあったようです。

 

検討を重ねた結果、

  • 学業に影響のない夏休み期間中である
  • 従来のお盆休みと合わせやすい利点があり、経済効果を期待できる

という観点から、6月ではなく8月に決まりました。

 

休日のない月は6月と12月

8月に山の日ができたことにより、祝日のない月は6月と12月になりました。

天皇誕生日が12月23日から2月23日になったため、12月も祝日がないのですが仕事納めがあったりするので、休みが全くない感じはしないかも。(サービス業など年末年始に働く皆さまはお疲れ様です)

5月のゴールデンウイークが終わって、7月まで祝日がないと思っちゃうとしんどく感じてしまいます。

次に何か祝日ができるとしたら、いろいろな反発を無視してでも、何もない6月に制定して欲しいです。

では、また次回。