イヤなことがあったり感じたりして心が荒むと、ちょっとヤな性格になります。
全国ニュースの天気予報を見ると、人口密度的に関東中心に話をするので、
冬場だと「気温が一桁℃で冷え込みが強いでしょう」や「雪が数センチ積もる恐れがあるので気をつけてください」なんて言いますよね。
ひねくれている時に見ると、たかがその程度で……とマウントを取ろうとして、さらに自己嫌悪してしまうわけです。
日本海側の平野部に住んでるヤツがイキったところで、もっと寒いところがあり、雪が積もるところもあります。
こっちのほうが寒い、うちはもっと積もっているなどと、マウントを取り合ってもむなしいだけだなって思いました。
寒さは着こめばいいとして、雪に関しては関東都市部で積もるかどうかわからん雪のために除雪の準備を北海道・東北並みにするのは無駄でしょう。
雪が積もるところは、それなりの除雪のシステムや方法、経験があるわけです。
(今シーズンはドカ雪が多く、難しい対応になってますが。)
それぞれの地域の生活様式があって、雪が降ればそこに住んでいるみんなが大変なわけです。
みんなお疲れ様でいいんですよ。
なら、このマウントを取りたがるイヤな気持ちをどうしようかと考えたところ、1番過酷な場所を知っておいて、身の程を知るといいのではと思いました。
定住地で世界一寒い場所として知られるのが、オイミャコン
1926年に、マイナス71.2℃という記録があります。
魚は釣った途端に凍る、寒すぎて細菌やウイルスが活動できずに感染症にかからないなど、なんだか凄すぎてピンときません。
視点を少しずらして「寒さ」ではなく「雪」が1番降るところはどこだろう?と思い、検索してみたら、
日本でした。
1~3位独占しています。
新潟・上越市が欄外なのは、出典元になったAccuWeatherの「世界豪雪都市ランキング」が「人口10万人以上の都市の年間降雪量」を比較したものだからです。
世界には、もっと上があると思っていたので、このランキングは意外でした。
どことは言いませんが、そう遠くない場所に住んでいるなぁ。これは降り方次第でマウント取っても怒られないのでは。
思っていたより近くに、世界有数の豪雪地帯があったんですね。
また雪が降ってきました。
皆さま大変ですけど、運転や除雪など気をつけて過ごしてください。
では、また次回。