りんごばかり目を向けないで、柿も食べたらどうだといわんばかりに、我が家の柿の木にも実りの時期がきます。
思っている以上に多いし、割と固まって実るんですよね。
でも、全部はとらないそうです。
親父の基準はよくわかりませんけど、配る分のキレイ目なやつと家で食べる分をある程度とって、残りは鳥(カラスばかりだろうなぁ)のエサになるみたい。
家の柿は渋柿なので、渋抜き用のアルコール(焼酎?)を使って渋抜きをしなければなりません。
ヘタの部分にアルコールを浸すか噴霧した後、ビニール袋などにいれて5日程度保管します。
5日後に袋から出して布か軍手などで磨くと、
ピカピカになります。
こうして食べられる状態にして、親戚・ご近所に配ったり、家で食べたりするわけです。
ですが、私は柿が好きではありません。
物心ついた時からずっと見ているせいなのか、食べ物という認識ができないです。
食べ物ではないは失礼すぎだけど、オブジェ感覚というか時期モノの飾りみたいな。
小さい頃に食べたことはあるけど、おいしいと思わなかったような。
ばあちゃんが干し柿にして食べたりしてたけど、あれも見た目で敬遠していました。
味の想像はできるけど、食べたいかというと……別に食べなくてもいいかなと思いながら何十年経ったでしょうか。
というわけで、何十年ぶりに柿を食べてみることに。
結果は……やっぱり無理!とまではいかないけど、体に合わない感じが全身から出ました。
渋さは無く、甘みは家の庭の柿ならこれくらい?程度のほんのりとした感じで食べられれはしますが、どうも柿そのものの味がダメみたいです。
どこか有名な柿を食べたら柿の概念が変わって、その後食べられるようになったりしますかね?
柿ポリフェノールがどうのと栄養価が高いのは何となく知っているけど、せっかく身近にあるのに……と柿を食べないのはもったいないと少しだけ思うのですが。
では、また次回。