野菜や果物の摂取がストレスに影響を与えるメカニズムは、まだ明らかになっていませんが、これについてある程度の推測はできると述べています。
体の細胞は活性酸素による酸化ストレスや炎症などの被害に日々さらされています。
これはストレスや不安感の増大、気分の低下につながる要因として認識されています。
野菜や果物には、ビタミン、ミネラル、フラボノイド、カロテノイドなどの重要な栄養素が含まれており、これらは炎症や酸化ストレスを抑える働きがあります。
これが結果的に、精神的な健康状態の改善につながっていると考えられるのです。
1日に470g以上の野菜と果物を食べている人は、230g以下の人に比べて、ストレスレベルが10%低いという調査結果がでました。
世界保健機関(WHO)の推奨する1日の摂取量は、1日に少なくとも400gとあるので、数字的に近いです。
1回の食事で出される平均的なサラダの量は約80gといわれているので、400gとなるとかなりの量を食べなければいけません。
470gを目指すとなると、1日に6回はサラダを食べる必要があるわけです。
野菜と「果物」と書いてあるので、果物を含めるのがアリなら400gや470gとはいかないまでも、それに近しい量はある程度食べられるのではと思います。
野菜と果物を十分取れているかというと、そうでもない
私はというと、夕食にレタス、ブロッコリー、オクラ、サラダチキンを1セットに、あとは玉子だったりチーズといった日ごとにプラスされたサラダを食べていて、21時くらいにりんごとバナナを食べています。
可食部で計ると、りんご1個200~250g、バナナ1本80~100gくらいでしょうか。
400gには届かないし、野菜ではなくほとんどを果物で占めているので、しっかり野菜を取れているかというと、そうとはいえません。
朝と昼も食べられたらいいのでしょうが、食べる時間がないので……。
野菜と果物が体に良いとわかっていても、食べる時間や、いちいち用意する時間が無いから食べない人が多いというのも、現代人の抱える問題の1つなのでしょうか。
それから私は、生のトマトが苦手です。
では、また次回。