喉頭がんが分かった時も似たような話をしたけど、昨日は落ち着かなかっただけで、暗い顔して待っていたかというとそうでもありません。
私も母も。
昼は待合室でセンバツを見ながら野球のルール説明をしたり、さらに母はHCUの待合室でテレビのチャンネルをどうやって相撲に変えようか考えていたみたい。
待合室は、手術が終わるのを待っている人たちが母を含め4・5人いて、テレビはついていたけれどN〇Kじゃなかったし、誰もテレビを見ている感じがしなかったそうです。
チャンネルを相撲に変えていいですかと1人ずつ聞いて回るのも恥ずかしかったので、結局我慢して用意していた本を読んで過ごしてました。
だけど、うちの手術は5時間と長かったので、その間に他の手術が終わり待合室の人が減っていったんです。
17時くらいに母とおばあさんの2人だけになったので、これならいけるとリモコンをそっと手に取りチャンネルを変え、ようやく相撲を見ることが出来ました。
ということを、手術が無事終わった話と一緒に聞かされたわけです。
(手術は)心配は心配だし、(相撲が)気になるのは気になる。
覚悟できている部分もあるし、まだまだ生きて欲しい気持ちもある。
そういう気持ちの狭間で揺れながら、マイペースで暮らしています。
では、また次回。