タイヤハウスとは、タイヤと車体の間の空間のことで、タイヤの収まるべき場所です。
ホイールハウスとも呼ばれます。
雪道を走行し帰ってきたあとは、タイヤハウス内に雪がくっついて溜まっています。
マッドカバー(泥除け)が付いている車には、マッドカバーに雪の塊が残っていたり。
この雪を凍る前に取り除いておかないと、後で大変なことになります。
凍ってタイヤにくっついてタイヤが回らなくなったり、氷がこすれてハンドルが切れなくなったり、ブレーキが効かなくなったりするので、非常に危ないのです。
タイヤハウス内に相当量の雪がある時点でかなり気温の低い日でしょうし、放っておいたところで雪が溶けて落ちる可能性は低いです。
きっとそのまま凍ってしまいます。
翌朝、車が動かない!とならないように、車を止めたらまずタイヤハウスを確認するようにしましょう。
雪国の人たちは、冬の時期はスノースクレーパーを車内に入れて常備しているので、T字のゴムやブラシ部分の反対側、氷を削るための強化プラスチック部分をタイヤハウス内に差し込んで、雪を取り除きます。
たまにしか大雪が降らないところは、木の棒など車体にキズをつけにくいものを使うのいいでしょう。
凍ってしまったら、ぬるま湯を用意して溶かすか、手元に気をつけて棒か何かで突っつくしかないと思います。
タイヤハウス内は意外と広いので、タイヤに干渉しないなら……と放置する人もいます。
豪雪地帯や連日に渡って大雪が降らないと、タイヤハウス内が雪ですごいことになることは少ないです。
私は、親父が1回「ひどい目にあったことがある」とボソッと言ったことがあって、わざわざそう言うくらいだから相当ヤバいんだろうなと、大雪の運転の後はタイヤハウスを確認するようにしています。
では、また次回。